剣盾 S9 シングル 148位
S9では以下の構築を使用しました。
目次
A. 本構築の起点
B. 残りの5体
C. 個別解説
D. 選出
E. 反省点
A. 本構築の起点
ウインディに目をつけました。主な理由は3つ。
①いかく
②範囲、威力ともに優秀な攻撃技
③環境に多いエースバーン、トゲキッス、ポリゴン2に対して選出しやすい
③に関して補足します。
エースバーン:いかくを撒くことで、交代を選択しやすくなります。
トゲキッス:ウインディを準速にすることで、上から高火力を押しつけられます。
ポリゴン2:こだわりハチマキをまくと相当な圧力をかけられます。
上述の理由から準速物理ハチマキウインディを構築の起点としました。
B. 残りの五体
ウインディはドラパルト、ウーラオスに滅法弱いです。そこで、その2体をダイジェットの起点にできるトゲキッスを採用しました。ただ、トゲキッスはウーラオス+ジバコイルの並びに勝てません。そこで、準速のタスキマリルリを採用して、ジバコイルをばかぢからで強引に削ることにしました。タスキマリルリはサイクルに参加しづらいので、対面選出要員としてミミッキュを採用しました。また、ハチマキウインディを実際に使ってみたところ、初手に投げて奇襲する立ち回りが強いと感じました。しかし、これは相手がDMすると裏目に出ます。そこで、初手DMを抑制できるポリゴン2とカバルドンを採用しました。
C. 個別解説
1. ウインディ
性格:いじっぱり
特性:いかく
実数値(努力値):165(0)-178(252)-100(0)-X-101(4)-147(252)
技構成:フレアドライブ ワイルドボルト インファイト しんそく
持ち物:こだわりハチマキ
役割:いかくを利用して誤魔化す。初手にだして雑に崩す。ギャラドス絡みのサイクルを崩す。
2. ミミッキュ
性格:ようき
実数値(努力値):131(4)-142(252)-100(0)-X-125(0)-162(252)
持ち物:いのちのたま
役割:ばけのかわで、相手のDMターンを枯らす。自身がDMして攻める。
3. トゲキッス
性格:ひかえめ
特性:きょううん
実数値(努力値):191(244)-x-116(4)-180(180)-136(4)-110(76)
技構成:エアスラッシュ マジカルフレイム でんじは わるだくみ
持ち物:ピントレンズ
役割:DMして攻める。でんじはをまく。両ウーラオスを対処する。
4. ポリゴン2
性格:なまいき
特性:ダウンロード
実数値(努力値):191(244)-101(4)-111(4)-126(4)-161(252)-72(0)
持ち物:しんかのきせき
役割:トゲキッス、ドラパルトを麻痺させる。相手の初手DMを抑制する。
5. カバルドン
性格:しんちょう
特性:すなおこし
実数値(努力値):215(252)-133(4)-138(0)-x-135(252)-67(0)
技構成:じしん あくび まもる ステルスロック
持ち物:オボンのみ
役割:電気の一貫をきる。相手の初手DMを抑制する。
6. マリルリ
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
実数値(努力値):175(0)-112(252)-100(0)-X-101(4)-102(252)
技構成:アクアブレイク じゃれつく ばかぢから アクアジェット
持ち物:きあいのタスキ
役割:ジバコイルにばかぢからをあてる。
D. 選出
基本的には相手のパーティに刺さっている3体を出していました。例外として、選出を固定していたパターンがあり、以下の通りです。
・ギャラドス絡みのサイクル
初手 ウインディ 控え @2
ギャラドスに先に展開されないように立ち回ることを意識していました。
初手ジバコイルが多かったので、ばかぢからで削ってトゲキッスを通すことを意識していました。
E. 反省点
三点ありました。
①ポリゴン2とカバルドンに明確な役割を持たせずに採用してしまった。
②最速ミミッキュに先手をとれるポケモンが本構築にいない。一体倒される+もう一体削られることが多かった。
③ウインディと水ウーラオスが対面した際の交代先となるポケモンが本構築にいない。つまり、ウーラオスを見るとウインディを出せないことが多かった。